― UAE政府が「蚊の増加」を警告。今こそ見直したい対策 ―
2025年末から2026年にかけて、湿度や雨量の増加の影響で、UAEでは例年より蚊の発生が多いと報告されています。UAE政府も「蚊の密度が上がることで、デング熱など感染症リスクが高まる可能性がある」と注意喚起を行っています。
ドバイは清潔で整備された都市というイメージがありますが、マンションの共用部や駐車場、ガーデンエリア、ビーチ周辺など、意外な場所に蚊や小さな昆虫が潜んでいます。今回は、ドバイ在住の日本人・外国人の皆さまに向けて、虫刺され後の正しいケアと受診の目安について解説します。
1. ドバイで多い虫刺されの種類と特徴
● 蚊
屋外だけでなく、高層マンションでも発生します。赤みと強いかゆみが特徴で、掻くことで悪化しやすい傾向があります。
● サンドフライ
ビーチや砂漠エリアで刺されることがあり、小さな赤い発疹が複数出現します。強いかゆみが長引くこともあります。
● トコジラミ
旅行や出張後に気づくことが多く、直線状・複数個所に刺されるのが特徴です。
ドバイは高温・乾燥環境のため、皮膚のバリア機能が低下しやすく、炎症が強く出るケースも少なくありません。特にお子さまや敏感肌の方は注意が必要です。
2. 刺された直後の正しい対処法
虫刺されは「最初の対応」が非常に重要です。
① まず洗う
石けんと流水で優しく洗い、汗や汚れを落とします。これにより炎症や細菌感染のリスクを減らせます。
② 冷やす
保冷剤や冷たいタオルで10〜15分冷却しましょう。かゆみや腫れを抑える効果があります。
③ かかない
掻き壊すと細菌感染を起こすことがあります。お子さまは特に注意が必要です。
3. 受診が必要なケースとは?
次のような症状がある場合は、医療機関を受診してください。
- 腫れが急速に広がる
- 強い痛みや熱感がある
- 発熱を伴う
- 膿が出ている
- 呼吸苦やじんましんなど全身症状がある
特に注意したいのがアナフィラキシー反応です。息苦しさ、めまい、動悸、顔や喉の腫れなどがあれば、緊急対応が必要です。
4. 予防のポイント
ドバイでは一年を通して虫対策が必要です。
- 虫よけスプレーの使用
- 夕方以降の長袖・長ズボン着用
- 室内の防虫対策(窓やドアの隙間確認)
- 旅行後の衣類やスーツケースのチェック
冬場でも気温が高い日があるため、「季節外れ」と油断しないことが大切です。
まとめ
虫刺されは身近なトラブルですが、適切な初期対応で多くは軽症で済みます。しかし、腫れが強い、長引く、発熱を伴うなどの症状があれば、早めに医師の診察を受けましょう。
ドバイでの生活の中で、虫刺され後の腫れやかゆみがなかなか治らない、強い炎症や体調不良を伴うなどご不安な症状がある場合は、自己判断せず医療機関へご相談ください。
体調に異変を感じた際は、どうぞなごみクリニックへ。皆さまが安心してドバイ生活を送れるよう、丁寧に診療いたします。
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